会社を辞めると決めたら。退職まで/してから、やっておいたほうがいいこと。忘れてはいけないこと。
コロナの影響で会社都合で退職することになりました!あと1か月で無職!どうしよう!!
はじめのうちはかなり焦りました。。でも、時間がたつにつれて思いが変わってきました。毎日仕事が忙しすぎて残業も多くて、ワーク×ライフのバランスがまったく取れない…眠れない…そんなことも多くて、がむしゃらに頑張っても体力がついてこなくなってきてるし…もっと自分の時間を作りながら仕事をしたいなぁ、と真剣に考えていました。
『もしかしたら、ちょうどよかったのかもしれない!』
会社都合ということで、ありがたいことに失業手当の申請もすぐにできるはず。まずは今できることを調べて、やれることをやろう!と思い立ちました。
でも、いざ動くとなったら、何から手を付けたらいいんだろう?周りに聞く、ネットで調べる、会社で聞く、やることをまとめるにはやはり少し時間がかかりました。前もって知っていたらもう少し早く動けたかもしれない。そう思ったので、私自身も覚えておくために(笑)、私がやったことをリストにまとめてみようと思います。
覚えておきたいコトリスト
市況を把握するためにも転職エージェントに登録する!
在職中に転職を考えていたこともあって、1・2社の転職支援サイトには登録していました。時々どんな求人が出ているかチェックする程度でしたが、退職が決まったタイミングで、とりあえずさらに3社ほど急いで登録!今の求人状況をチェックしました。
すぐに希望の求人が見つかればラッキーですが、登録して早々いい求人があるというのはなかなかのレアケース…。自分が希望する業務の求人状況がどんな様子なのか、どの程度需要があるのか、状況を知っておくことはとても大切だと思います。
そして、もう一つのメリットは、しばらくアップデートしていなかった履歴書と経歴書を見て添削してもらえるということ!私は長い間転職していなかったので更新内容も多くて、作成に思っていたより時間がかかりました…。
エージェントさんとのカウンセリングは、自分の経歴を整理するいい機会だと思いました。色々な書類を見てきたプロなので、どう直したらいいのかや、肉付けや不要部分を丁寧に教えてもらえたので、納得のいく書類を準備することができました!
会社を辞める前に余裕をもってハローワークに行く!
私は12月で会社都合の退職が決まりました。10月中には会社から社員向けの発表があったので、月末にさっそく有休を取って初めてハローワークへ。
この時色々な人から「ハローワークって退職してから行くんじゃないの?」と驚かれました。でも実際に行ってみて言えるのは、やはり早めにハローワークに行った方が為になる情報が色々手に入りますよ、ということと、これからに向けて心の準備がついてきますよ、ということ。相談ベースでもハローワークに早めに行った方がいいと私は思いました!
私の中で整理できていなかったのはまず、『保険』『年金』『税金』のこと。在職中は会社が代わりに対応してくれていたので、退職したら私自身が国や市にどんな申請が必要なんだろう…と不安でいっぱい。まずは不安点をまとめてハローワークで他の相談事と一緒に話を聞いてもらいました。
そして、最後に職業訓練学校について。費用をかけることなくスキルを積めるならぜひ通いたいと思っていたので、どんな種類の講座があって、申請の手順やスケジュールについて詳しく知りたかったのです。こちらについては後ほど詳しくピックアップしますね。
聞きたいことや不明点をサイトでざっくりと調べた後は、ハローワークで今の自分の状況を伝えて、退職後にどんな手続きが必要になるのか、どのタイミングで何を準備すればいいのか相談させてもらいました。前もって必要情報を把握することは大切だと実感しましたし、話を聞くと不思議なことにまた新しい疑問や不安が湧いてくるもので、そこからさらに情報収集や整理をすることができました。
私のように「あれ、個人番号通知書はどこだっけ?年金手帳は?銀行のカードはあるけど通帳は?」など、どこに何を保管しているか忘れている方いませんか?(笑) 私のような方は特に早めに動いて損はないと思います。
「職業訓練学校」について調べる!
失業手当を受け取りながら授業料を払うことなく学校で勉強できるなんて本当にありがたい!
私は会社を辞める前からウェブ系の勉強がしたくて、オンラインや通学で専門学校を調べていたのですが、やはりまとまった費用が必要ですし何より時間がなかった…。仕事をしながら勉強するというのはとても難しい環境でした。
なので、これはチャンス!いい学校があったらぜひ通いたい!と思って、職業訓練学校についても、ある程度ネットで調べていました。
…が、学校の種類は様々。3か月コースもあれば、1年のコースもある…。長い名前のコースだけどアレとコレは何が違うんだろう?本当に費用はなし?いくらか支払いが発生するの?受講可能な学校はどれ?それぞれの特色は?
本当に分からないことだらけで、ネット上で調べられることにも限りがあったので、「どんな種類の学校があって、どんな講座内容で、自分の状況では受講可能なクラスはどれか」など私自身の質問事項をまとめて直接ハローワークへ行って詳細を確認しました。
このページを見ていただいているみなさんにも、ぜひ注意してもらえたらと思うのは、職業訓練学校への申込みスケジュールについて。
私は12月まで就業だったので、1月入校のクラスがないか相談に行ったのですが、10月末時点ですでに1月分は終了していました。。その時点ですでに2月入校クラスの見学会を検討する時期でした。私が思っていた以上にスケジュールは前倒しだったので、早めの情報収集がおすすめです。
私が入校した「離職者等再就職訓練」については、また別のページで詳しくアップしますね。
会社を退職するときに返還するもの
健康保険証
会社から支給されている健康保険証は、在籍期間中のみ使用可能なので、退職後使用した場合は、差額分の医療費を組合等へ支払う必要があるので要注意です。
会社の備品など
会社から支給されている社員証やカードキー、PCや携帯電話などを返却します。名刺についても会社のものはすべて返却か、もしくは社内で処分が必要です。
会社から受け取る書類について確認する!
退職日までに会社から受け取った書類をまとめるとこのような感じです。「離職票」「健康保険資格喪失証明書」「源泉徴収票」については私の場合は、退職してから2週間ほどで郵送で送られてきました。
離職票
退職してからハローワークで失業保険を受給するために必要になります。記載している内容に誤りがあると、正しい金額を受け取れないことがあるので、離職票を受け取ったらまず、記載内容に間違いがないか確認した方がよいですよ!
健康保険資格喪失証明書
退職後、国民健康保険に切替えるときに必要になります。私の場合、母親を扶養家族として手続きしていた為、私と母の分の証明書が必要となりました。
源泉徴収票
年末調整のために、転職が決まってから会社に提出したり、自分で確定申告をするときに必要になる書類です。
年金手帳
私の場合は自分で保管してありましたが、会社に預けている場合は受け取りが必要です。
まとめ
退職するまで、退職してからしなければいけない手続きは本当にたくさんありました。情報収集をして整理してメモ、ハローワークや市役所へ行って相談するなど、今までの自分がやってきたことをまとめてみましたが、他にも重要な項目があったら追加していきたいと思います。
私は心配性なので、なるべく簡単に手続きができるように早めに情報収集をしました。調べたり手続きをするのは手間が掛かりますが、在職中には必要なかった機関に行ってみたり、毎月支払っているお金の内訳を知ったり、どんな学校に通うことができるのか調べてみたり等、普段なかなかすることがない体験をしたことも事実です。
もしみなさんの参考になる内容があったりしたらうれしいです!