PowerPointの資料づくりに困ったときにおすすめの1冊!「見やすい資料の一生使えるデザイン入門」
先日職業訓練学校で、Webサイト制作のコンペプレゼンがありました。
サイト制作だけでも大変なのに、そのプレゼン資料をつくらねならない。私がその担当になってしまった。これは大変だぞ…グループ制作とは別に個人制作もある、、本当に時間がないっ!!…焦りました。
ひとしきり焦った後、ふと冷静になりました。でもなぁ…焦っても仕方ない。
ざっくり概要をまとめて、PowerPointに入れ込んでみよう。そう思い立ってWord1ページ弱にまとめた要点を、クラスで習ったSmartアートを使ってささっと作ってみました。
あれ…「ダサい…」
衝撃的でした。
たった5ページ程度にまとめた資料なのに、なんで?!
泣きそうになりました。仮にもWebデザインのクラスで、私の人生史上、今一番色遣いや見せ方を工夫して表現する勉強の最中なのに。凹みました。。
悔しいので、何度も試行錯誤して修正。少し寝かせてまた見たり、ページ構成の順番を変えてみたり。でも結果は1ミリも変わらず、困ったことにダサくなっている原因が全くわからない。見通しが立たずさらに焦りました。
どうしようもなくなって、たくさんのサイトを読み漁りました。そしてようやく気づきました。結論、PowerPoint資料の見やすさ・デザインのコツって1枚の絵の中に必要な情報をつめ込むWebデザインとは少し違うんですね。
なるほど。これはもう自分に合う本を探して、きちんと最初から読みこんで作り直す方が早い。ワラにもすがる状況で探し回り本屋で出逢ったのがこちら。
プレゼン資料が劇的改善
「見やすい資料の一生使えるデザイン入門」
まずはすべての作業を一時中断。イチからじっくり読み込みました。
パワポ資料のデザインに迷走していた私には、本当に知りたかったポイントを教えてくれるありがたい内容ばかり。
「1スライド=1メッセージ」、「スライド内の文章はなるべく短く(説明は口頭で)」「おすすめの使用フォント」「スライドマスターの設定」など。文章やコンテンツを詰めすぎてしまう私には耳が痛い内容も多く、非常に参考になりました。
特にスライドマスターについては、こんな便利な機能があるのかと驚きました。一度資料を作ると、自分流のテンプレートが出来上がるので、次回からはかなりの時間を節約して資料作成ができそうです。
勤務していた会社では、Excelで資料を作成して報告することが多かったので、私にとってはExcelがとても便利なツールでした。でも、PowerPointで視覚的にプレゼンできるスキルも必要ですよね。ずっときちんと勉強したかったので、今回は時間がなさ過ぎて泣きそうになりながらも、貴重な経験ができてよかったと感謝しています。
当のプレゼン資料ですが、クライアントさんからセンスがいいと思いもよらない言葉をいただいて、宙に浮いたような嬉しさと心の中でガッツポーズでした!
そして、私達チーム「みずたま」が制作したサイトデザインも依頼主の方に選んでいただけて本当に嬉しかったです!